テレビをブラビア(KJ-65X8000H)に買い替えて、しばらくテレビ台へ置き使ってました。大画面にするとテレビの台座(スタンド)部分のせいか視聴距離が近いなって感じてました。
壁掛けにしてみたら、距離感や大画面の恩恵を最大限に発揮できたのでまとめておきます。DIYでなく、地震などで安心して対策できるように業者へ依頼して壁掛けしました。これから、壁掛けを検討している方に業者選びや依頼内容についてどこを気を付けたのかを紹介します。
テレビの壁掛けで、リビングの景観がスッキリ!
まずはビフォーとアフターからです。テレビを買って届いてから、すぐに壁掛けへ変えようと決心したので配線は接続しただけの状態です。
壁掛け前
正面からは、あまり気にならない感じです。65インチに対して180cmのテレビボードです。
横から見るとはっきり画面部が前方にあることが分かります。
壁掛け後
配線を隠ぺい処理したおかげで、かなりすっきりしています。
壁からの距離もいい感じです。
実際に壁掛けをして分かったことを先に紹介します。
壁掛けのメリット
- 配線がすっきりする
- テレビ下のスペースが活用できる
- 壁にビタづけなので大画面を置いても疲れない
- 地震でテレビが倒れる心配が無い
壁掛けのデメリット
- テレビの位置が変更できない
- ビデオカメラやゲームなど外部機器の追加の配線が気になる
メリットの方が大きいかと。画面自体が後方にずれることでリビングへ広角で視聴できます。ダイニングから斜めでも見やすくなったので意外とうれしいです。
また、壁に固定されて転倒のリスクが減るので、子どもが部屋を走り回っても気になりなくなりました。
デメリットの接続する外部機器は、あらかじめどの頻度で、必要なのかきちんと整理すればあっさり解決できます。
施工は業者へ依頼した
テレビの壁掛けは万が一の地震などに備えて強度を担保できるように、DIYでなくプロへ依頼しました。
新築やリフォーム後などなるべく壁をきれいに保ちたいなら断然業者がおすすめです。特にジャストップ工法は素人が下手にやると強度が心配です。
石膏ボードの裏にシート型の補強剤を入れて、壁掛け用の金具を固定します。
壁に対して取り付け部がすっきりと目立ちにくく、強度もしっかり確保できます。
インターネットで検索すればさまざまな業者が見つかります。コスパと配線の隠蔽をどこまでやるかで絞ります。
コジマ
ジャストップ工法に対応で価格がリーズナブルです。ポイント利用も可能で、大手なので幅広い地域をカバーしてくれます。
コンセントの増設は不可です。
リンク コジマネット 家電リフォーム
壁掛け専門店や電器屋
大切なのはコンセント増設など電気工事ができるかどうかです。たとえば、レコーダーやHDMIも配線を壁面に隠蔽するならコジマ以外になります。
価格はジャストップならコジマより安いところはかなりレアでしょう。名古屋で私たちが利用したのはカトー電器商会です。
テレビの高さ
画面サイズで最適な高さが異なります。注意したいのがどこを視聴ポイントの基準にするのかです。
ソファに座ったときの目線の高さなのか、もしくは寝転がったり、床に座って見たりするのかシチュエーションをしっかり考えます。
例えば65インチなら115cm。施行業者からも同様に推奨とされました。
一箇所から見ることを想定せず、ラグに寝転がったり子供の目線も想定して少し低めの金具上縁を110cmにしました。テレビを見るのに見上げて首が疲れてたら娯楽でなくストレスになります。
色んな姿勢で見ているなら、高さはバリエーション込みで設定することをおすすめします。
座面45cmのソファで視線が水平です。
コンセントの個数
テレビの下にテレビボードを置いています。レコーダー、DVDやゲームをしまうのにはボードが最適です。
コンセントは、テレビの背面に1個(テレビ用)、さらにレコーダー用にボードの背面へ1個増設しました。レコーダーやDVDプレイヤーなどあれば必要な構成で以下のようになります。
- テレビの背面に1個
- 外部機器用に1個
- その他家電をつなぐ個数(扇風機など)
既存コンセントにアンテナ線とLANを併設した4個のありましたがテレビボードに携帯の充電や外部機器をつなぐことを想定し、予備としてそのまま空けておきました。
まとめ
一度壁掛けにしたら、テレビへの買い替えにも配慮する必要があります。壁掛け専門業者など次のテレビへ対応してくれる場所もあります。
リビングなど決まった場所なら固定用金具は壁掛けできるサイズを網羅できるようにしておくと安全です。現時点では80インチを取付け用とは思いませんが将来的に大きくするかもと耐荷重や液晶の大きさを考慮して取付けをしました。
これから取付けをする方の参考になれば幸いです。